こんにちは。Saiです。
私は何十年と生きてきたなかで、
カルチャーショックを感じたのは、
数える程しかありません….
WEB辞典ですと、
カルチャーショック:異文化に接したときに受ける精神的な衝撃
となってます。
異文化とまでいかない範囲かもしれませんが……..
それは映画であったり、マンガ、アニメであったり、
絵であったり……と、
とりわけデザインに傾倒してる私ゆえ、
文化系のものが多かったりするんですが….
そういう事象をみたときは、
夜、感情が高ぶってなかなか眠れなく….
何日もその残像がへばりついて、
ココロにも残ってるんです。
もしくは、それまでの価値観が崩れて、
「しばらく受け入れられない感じ」という感覚もあります。
エっ………(唖然
と……..
なんなんだっ!って感じww
何日か経ってようやく受け入れたと思ったら、
もうそのステージの頂点にずっとあるわけです。
そういうモノは。
私は特に子供の頃、感受性が豊かだったので、
ともすると….そういう事にけっこう敏感な方だったかもしれません。
感動屋だったかもww
感受性が豊か、神経が細かいのはとても良いことで….
傷つきやすい面ももちろんあるんですが、人間関係では相手の微妙な感情を
読み取ってフォローができたり、仕事や勉強ではスケジュールの先を読んで
早めに作業を進めておくなど有利に働く事が多いのではと(勝手にw)思ってます。
鈍感な人は、一見メンタルが強いと思われるかもしれません。
豪胆な性格も….それが良いように感じられるかもしれないですが…
それは人間関係でも鈍さ、横暴さ、甘えにもつながる恐れもあるんです。
気を遣えない人間になりかねません。
私がいつも拝見してる著名な原作家 小池一夫さんのツイートでも、
(以下、引用させていただきます)
「口が悪い人」って、大きな欠陥だと思う。
皆、なるべく人を不快にさせないようにという
ルールの中で生活しているのに、自分だけは口は悪いけど
許してくれよという甘えを感じる。
人をその言葉で傷つけながら、
自分は許されると思っているのだ。
一見強そうに見えるかもしれないが、中身は甘えの強い人。
と書かれてました。RTしちゃいましたが…..
思いっきりリンクしたお言葉でしたww上記は鈍感な人とまた違う意味ですけどねw
どんな性格でも良い悪いは表裏一体であり、
長所を伸ばせば良いだけなんだと思うんです。
マイナス面が強くでてきてる兆候があれば修正して……ただそれだけです。
そのまま努力して生きる
自分を変にねじ曲げて性格を変えようとすることはないんじゃないかと……
これに関してはこのサイト記事でも書いています。
おっと、話がそれちゃいましたが、
私のカルチャーショックのひとつ。
それは
なんとこの作品。1979年の劇場作品です。
ルパン映画の第2弾。
ついこの間も地上波で放映されてましたが、
何も色褪せてない。ほぼ40年前の作品なのに……
40年って赤ん坊が立派なおじさんになる期間ですよっ!
どんだけ長いんだ!って話です。
監督、脚本はかの宮崎駿巨匠。
ウン。。。納得。。。。ですが。。。。
優しい顔をしてますよね。宮崎ルパンは….
ジャケット色や、車もTVシリーズ第1弾のものを
踏襲してるようです。(作画:大塚康生)
私自身はこのタイプはドンピシャ!なんですよね。
赤いジャケットもイメージが強いですが、どうも軽すぎる
TVシリーズの印象があって…
本当に良いモノって時代は関係ありませんネ。
常に古く感じない。古くなりようがないw
それはズバリ「本物中の本物」である証拠です。
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ちなみに、ルパン三世TV第2シリーズ終盤、
第145話、死の翼、アルバトロス
第155話、さらば愛しきルパンよ
も宮崎氏が制作しています。描き込み、キャラの作り、
ストーリーの練り込みwもう30分アニメの枠超えてます。
ラピュタのロボット兵など、後の映画の原型が随所に見られますヨ。
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古めかしく感じるモノは一過性の流行モノです。
(それはそれではかなさとともに良さはあります)
私、おそらくですがTV、ビデオ、DVDなどなど含めると
このカリオストロ、30回くらいは見てると思います。
ほとんどの台詞も憶えてるかもww
なのにTVでやってると思わず見てしまう。
なんなんだろう……
初回は小6の春休み。今でもハッキリと憶えてる。
2階の自分の部屋にあった14型の小さい小さいTVでひとり見てました。
前振りの番宣で、
ルパンがカリオストロの城の急角度の屋根を
ダダダ====っと駆け抜け、
ふわ~~~~~っと飛び、
またダダダ====っと駆け抜け、
ピタっと城の最頂部に捕まる。
このシーンを流してたんです。
一気にショック!を受けたんです。
ルパンでというか、アニメでこんな動きをはじめて目にしたので。
予想以上にのめり込んであっという間の約2時間!
実は音楽にもやられました〜〜〜。
いまでもこのテーマ曲が流れると、ドキドキしてα波がでまくりやがるんです。
3日間くらいは、初恋(笑)のようにボ〜〜〜〜っとしてた記憶があります。
それくらいココロの奥底までやられたんです。
→曲名:炎のたからもの
(ルパン三世 カリオストロの城 オリジナル・サウンドトラックBGM集)
この名作アニメの最後、
主役のクラリス台詞「あの人は何も盗んでいないわ」に対し、
銭形警部が
「イヤ、奴は、とんでもないものを盗んでいきました。
あなたの心です。」
これ、ホント名セリフで涙がオロオロ〜〜〜〜って出てきて、
大好きなシーンなんですが…..
私自身は、
カリオストロ伯爵が贅沢に優雅な朝食を食べてるのに、
銭形と警察が非常食で食べてるのが日清のカップヌードルで、
五右衛門、次元が食べてたのがマルちゃんの赤いきつねw。
そこをしっかりと対照的に描いてるのが、スゴイって思ったんです。
まさに「腹が減っては戦はできぬ!」
人間のリアルをちゃんと描いてるところに宮崎監督、
カリオストロの城の奥深さを垣間見れたんです。
宮崎監督の作品には「食べる」描写が必ずありますし大事になさってるように思います。
そこでその作品に登場する人間の質を描いてるんじゃないかと!
しかも、すべてのモノが旨そうに表現されてるww
やっぱ、本物中の本物はスゴイっす!
ではでは、今日はこの辺で。
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