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こんにちは。Saiです。

 

私のもつプロ野球選手のイメージって
ズバリ「ザ・高給取り!!」
ですね。

 

なんてたって1年間で何千万、何億って稼ぐんですから….
ジャパニーズドリームですぐ浮かぶ職業の一つではないでしょうか。

 

調べたところ、2016年、NPB(日本野球機構)の平均年俸、
パリーグが3862万円
セリーグが3560万円

だそうです……

 

ちなみにJリーグ(第一部)の平均が2017万円ですね。

 

ええなあ〜〜〜ww
半分税金払ってもかな〜〜り使えるじゃん。
子供がなりたい職業なワケです。うん。

 

スポーツマンってイメージもいいし、
純粋にカッコいいしネ!

 

羨ましい~~~~~.

 

本物の実力と運を持ち合わせていれば、
確実に富と名誉を手に入れることができますw

 

しかし、ここ何年か戦力外通告を受けた選手に
スポットをあてたドキュメントを見たり、
数億の年俸をもらってた選手がケガで結果を出せずに、
翌年半額以下の契約になったりという報道を目にしてると、

 

過酷な商売だな〜と感じますね。

 

常にケガと隣り合わせ、そして結果がでなきゃすぐ減俸、
あとから入ってくる新戦力に負けずにレギュラーの地位を守らなければいけない。
年齢はいつのまにかとっていく。選手寿命もそんなに長くない。

 

ある選手は、それこそ何億という給料をもらってましたが、
後輩を食事に連れてくと全額おごる。1回につき50万!とかもあったそう!
キャンプ中はそれが毎日とか!

 

たまったもんじゃない。お金もたまらん(苦笑

 

家族も巻き込みます。
推定とはいえ、世間に公表されるワケです。
妻からしたら皆が夫の給料額面をほぼ知ってるワケです。

 

スーパーに行けば、買い物カゴをのぞかれ、
近所のおばさんに「高額年俸なのにセール品なんか買うんだっ⁈」
みたいなイヤみのひとつも言われるんだそうです。

 

その奥さんは精神バランスを崩したそうですよ。
察するに余りあります。

 

図太い、そしてにぶい神経の持ち主なら流せるでしょうが、
繊細な人ならたまらんですね…..

 

ってことを考えると、良い面ばかりでもなさそうですね。
血流が悪くなりそう…..

 

億の年俸をもらえるのはほんの一握りの選手達ですし……..

 

あ〜〜、なんだか暗い話になっちゃった!スンマセン!
といろいろと考えてしまったのもこのマンガ、

 

グラゼニ

ついに噂のあの電子書籍サイトに加入しちゃいました!アナログと使い分けてますw
の影響があると思います。
グラゼニ……「グランドにはゼニが埋まってる」の略です。
活躍すればいくらでもゼニは手に入るというわけですね!

 

いままで、ここまで(露骨)に。
「金」「プロ野球」を描いたマンガは
なかったんではないかなと思います。

 

でも、実は「待ってました!!」って
感じた読者は多かったんじゃないかなあ〜w
私もそのうちの一人でした。

 

絵自体は(最初は特に)上手くないと思います(スイマセンw )
よく、これで連載とったな(重ねてスイマセンww)って感じの絵でしたが、
だんだんと上手く、迫力も併せ持つ絵になっていきましたし、

 

背景の書き込みも巻を追うごとに緻密にパースもしっかりととれていきます。
当たり前か。笑

 

でも、その親近感のわくw絵だからこそ、このテーマ(金)に
あってたんじゃないかと。「リアル」を感じてたんだと思うんですよ!
マンガのノリも若干ギャグ系入ってるしw垢抜けてはいないデス。

 

そこがスキなんだけどネ!

 

主人公の年俸が1800万円という微妙な位置設定も面白い!
立場もピッチャーのエースじゃなくて中継ぎ投手だし。
そこも現実感があり、共感を呼ぶ所以になってると思います。

 

そう、この主人公:凡田夏之介は野球球選手には似合わずw
すげーーーゼニにこだわるんですよ。
自分より給料が安いやつには、強気でバンバンって良い球を投げるけど、
高給取りには、とたんに腰が引けてしまうという….面白すぎるっーーー。

 

選手年鑑ですべての選手の年俸を記憶してるという点も笑えます。

 

まあ読んでいただければわかりますが…
夏之介は出世していきます。当然、年俸もUP。
車のグレードも上がっていき、マンションも広く、高級なものにw
分かりやすい描き方ですよね♪

 

そして、このマンガ。お金だけじゃありません。
NPBの舞台裏、監督やコーチ、マネージャーの人間関係と苦悩、
MLB(メジャーリーグ)移籍の際に活躍する代理人にも
クセのあるキャラ設定をして、面白おかしく、
知識としても蓄えられるストーリーになってるんです。

 

もういまのプロ野球を体系的に知ることができちゃうんですね!

 

もちろん、年頃の男には欠かせない恋話も盛り込んであります。

 

と、この記事書いてるうちに、
このマンガ、実はかな〜〜〜り戦略的に
練られたストーリーだな。というのがわかってきます。
皆が興味のある箇所を満遍なく盛り込んでるんですよね。
幕の内弁当のようにw
それをオブラートに包んで親近感をもたせてるのがこの絵柄なのかも。

 

このマンガ担当のアダチケイジさん。
以前の作品集も読んだ事あるんですが、私のなかでは

イマイチピンとこなかった。野球漫画じゃないし….
この大ヒットのグラゼニが
やはりドンピシャでハマった感があります!

 

原作担当の森高夕次さんのお力も大きいと思いますが、
絶妙なコンビネーションなんでしょうね。
そして、それを繋げた編集者の先見の明があったのでは。

 

いまは「東京ドーム編」が進行中(単行本では)
今後の展開、期待せずにはいられない!

↾↾↾今はこの東京ドーム編が進行中!グラゼニ中毒はまだまだ!
 

追記:ついにやっと(今更ですがw)動画配信サービスに加入!その便利さに感動してマス!最近、しっかりとリサーチしてから…という良いクセwがついてきました。前から気になってた電子書籍も!紙媒体と電子をうまく使い分けるつもりデスw
 

ではでは、今日はこの辺で。