こんにちは、Saiです。
今回は、ちょっとややこしい話かもwです。
ブッダ、お釈迦さんですね。
その釈迦がその昔、出家し２９歳～６年間の苦行をしたんです。
もともとは裕福な家庭で育った方らしいですね。
その至り、思ったのは「そのままでよかったんだ」
「苦行は無意味なんだ」と身をもって
感じたことだったと聞いています。
体全部で感じた、心底納得した。
身がそうなったともいえるかなと…..
それが悟り…..
悟りって、ものすごいことのような気がしてますが、
あんまり特別な事じゃあない気もしてきます。
言葉にするとめっちゃ軽いですよね。
「そのまま」「意味ねえな」ですから（笑
しかしこれは適当な生き方のそのままでいいじゃん。という次元とは
だいぶ違うんじゃないでしょうか。
６年間も苦行に苦行を重ねて、苦しみぬいて超えたところでの、
「そのまま」でいいということなので。
真理というものはひとつ。
その分野、分野で言い方は違うかもしれませんが、
いわゆる悟った感覚のことは同じ状態を言ってるんだと思います。
ハワイの秘法、ホ・オポノポノの提言している「ゼロ」の状態。
森田療法の「あるがまま」の境地。
雀鬼・桜井章一さんの一連の著書で語られてること。
引き寄せの法則で「物事が叶っている」ときの波動の高い状態。
執着を手放す方法などなど。
良いも悪いも必要以上に価値判断を
つけずに、そのまま「受け入れて」生きていく。
という禅の生き方にも通じるのかもしれません。
「答え」というものはない生き方。
あっ、あくまでも付け焼刃的な知識なんで
あんまりツっこまないでください……（苦笑
そこでこの本、
求めない 加島祥造著
ついに噂のあの電子書籍サイトに加入しちゃいました！アナログと使い分けてますw
です。
著者の加島氏は、2015年になくられたようですが、
詩人、アメリカ文学研究者、翻訳家、随筆家、タオイスト、墨彩画家。
とまあ、いろんなお顔をお持ちになられてたようです。
なるへそ….です…合点がいきました。
この文章（詩）いろんな経験をし、研鑽を重ねた方のお言葉。
ゆえに実にシンプルで深い。説得力がある。やさしい語り（書き）口だけど、
言葉に力がある訳です。
この本、私がいろいろと迷ってる時に出会った本です。
ので、その解決の糸口になりそうな分野の本は他にもけっこう読んでました。
そのなかで
「求めない」
この本タイトルがお店で
スっと目に入ってきたんです。
いまは読み返すことはありませんが、
当時は何度も読んでたな～～～。
そう、そうやって本を繰り返して読む……ってことは
まだまだ悩んだり、迷って、何か解決策を探してる、
依存してる状態だったんですよね。きっと。
まさに「求めてた」状態だと思うんです。
本の文章はほとんどが、
「求めない」という文言ではじまります。
求めない状態になると、別に望んでもいないけど、
結果的に「良い」と思える現象が現れる。
だけど、「良い」状態を期待して「求めない」状態を
作ろうとすると、それは「求めてる」状態なんですw
ということを書いてあるんです。
なんのこっちゃ！
こんがらがって訳わからん（笑
上にも書いている精神療法、森田療法のことは、
私自身、それなりに勉強、実践したんですが、
森田の提言してる治癒像も
これに近いのではと……
森田療法は別名あるがまま療法ともいわれてるようです。
この「あるがまま」の状態は「求めない」と同じことをいってると思います。
もちろん、表現の仕方は違いますが。
例えば、対人関係（直接、森田と関係してませんw)
私自身はあんまり悩んだことがないんですが……
友人に、やたら人に期待する性質の輩がいるんです。
親友というものに憧れてるというか、
まあ「求めてる」んです。
友人、そして親友というステージはまたけっこう高いじゃないですかw
その高い位置の人が欲しいって
期待してるんで、最初は気が合うと、
「おおっ、これは親友になれそう！」
「やったーーーーっ」ってウレしくなっちゃうんですw
が、人はそんなに良い面ばかりではないです。
悪いところもあるんで、ちょっとでもイヤな面が見えると
「あ～～～、もう親友になれないや」ってトーンがふにゃ〜〜って
落ちちゃうんですね。０か１００思考……
なので、そいつは結果的に人付き合いが苦手ですし、
友人も少ない…..と…..思いますw
友人なんて、最初からなろうと期待してなるものというより、
勉強、遊びを一緒にやってて、実は趣味が合ったり、たまには
旅行に一緒に行ったり、でもちょっと離れてる時期もあったり、
気があう面はもちろんあるけど、ときにはケンカもして
イヤな面もみてしまったり、全部含めて許せると長年付き合っていける。
それが友人、そして親友なんじゃないでしょうか。
なので良い面ばかりを期待してちゃあ、
人と付き合うことは難しいですよね。
人にも「求めない」。
と結果的に（ここ大事）人と自然体で付き合えるし、
友人も多くなる。でも多くなくてもいいし、
裏切られたら、まあ…….それでもかまわない（ちょっとイヤか。笑）
来るものは拒まず去る者は追わず。って言葉がピッタリ。
私はけっこうそんな感じに生きてます。
ので、友人が多い、少ないことすら気にしたことがないです（笑
どうでもいいんだよなあっていうと…….語弊がありますがw
自分でやりたい事がもっとありますしね。
そっちに意識がいってしまいますw
そう、まさに望んでると手に入らないけど、
望んでないと自然と手に入ってる。ということなんですよね。
でもでも、そこで手に入ることを期待しちゃあダメなんですよw
そこがムズいんでしょうね。重ねて言っちゃってますが….
すべてのことにそうなれたら….いいよなあw
憧れますネ〜〜。
執着を手放すってホント難しいと思います。だって欲しいものにはこだわるし、
意識が集中しますからw
本のなかでも書かれています。
「求めない」って言ったって、どうしても人間は「求める存在」
だから、しょーがない。けど「求めなくてもよいもの」まで
「求める必要はない」ということ。って。
生きてる間に可能なレベルって、この位置じゃないでしょうか。
自分にとって無駄なものを削ぎ落とすだけでも、
かなり生きやすくなりそうですよね。
↾↾↾タイトルが心に響いてきます〜。
追記：ついにやっと（今更ですがw）動画配信サービスに加入！その便利さに感動してマス！最近、しっかりとリサーチしてから…という良いクセwがついてきました。前から気になってた電子書籍も！紙媒体と電子をうまく使い分けるつもりデスw
ではでは、今日はこの辺で。
