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こんにちは。Saiです。

 

数ヶ月前に、SNSで繋がった中学時代の男友人のこと…..

 

私のカミさんも同じ中学出身なんです…..学年は1つ下。
田舎の小さい小さい学校。1学年2クラスです(笑)
A組、B組しかない。

 

なので、みんな顔見知りです。

 

おのずとそれぞれのキャラ付けも決まってきます。
委員長やるならアイツ。応援団長系ならコイツ。
リレーのアンカーならヤツ。みたいな….

 

そう、繋がった彼はスポーツ万能、勉強もできる。背も高いし、
顔もハンサム。バレー部の部長でエース。美術もGood!
まあ絵に描いたようなスーパーマンですよ(笑
下級生女子は必ず憧れる的な。

 

そういうタイプは何人かいましたが、
その中でも筆頭じゃなかったかな~~。

 

でも、彼の良いところは性格がいい!
これは珍しいですよ!!

 

得てして、すべてのポテンシャルが高い輩は
万能感があるから、比較的周りを見下します。
いや、当人はそう思ってなくても、そういう態度がところどころに出る(笑

 

しかし、彼はそういうところが全くなかったんです。
だから同性にも好かれていた。

 

なんだろう……キムタクとは友人になりたくないけど、
福山雅治なら、友達でもまあいいかな。
みたいな….
女の子はみんな持ってかれるけどって体の
イヤみのない感じですよ。

 

私、カミさんとは中学の時、文通(古っ)してたんですが
その前は彼が憧れの人だったんだよね〜!と
いまでも私の前で堂々というんです(笑

 

まあ、聞いても、うん。まあそうだろうな。
って納得する敗北感はありますから。

 

素直になれます。はい。

 

そう、その彼のことをたまに、「いま何してるんだろうね~~。」
なんて話題が、二人の間ででてきてたんですね。

 

私は、いままでほとんどSNSもブログもやってなく…..
HPだけはチンケなものを作成、維持してたんですが、
あまり手もかけず…..

 

しかし最近になり、ふと…..SNSをはじめ大学時代の友人たち、
仕事先の人。そして地元や、昔の友人たち。
いろいろと探したんですね~。

 

そしたら、彼の名前が….あ、ありました!
地元にはいませんでしたが、写真をちょこっと観ると
面影が!彼だ!すぐに友達申請をしたんです。

 

で、さっそくOK!いただきました。

 

私は嬉しさのあまり、彼の仕事状態も考えず、
チャットでババババ====っとメッセージを
送りまくり(笑)思わず質問攻めしてしまいました。

 

いやあ、ウレシかったですね~~~。

 

SNSの恩恵、ひじょ~~に受けてます。
開発者はエライ!(笑

 

まあ、そのいろんなチャット話の流れのなかで、
たまたま彼にこのマンガを教えてもらったんです。

 

BLUE GIANT

ついに噂のあの電子書籍サイトに加入しちゃいました!アナログと使い分けてますw

 

それまでは恥ずかしながら….知りませんでした。

 

多少、懐に余裕があった時にドン!といま刊行されてる
単行本9巻までを大人買いして読みました。
一気に!そのくらい入り込みましたね。

 

このマンガ。JAZZプレーヤーへの道程
描いたストーリーなんです。

 

JAZZについては、例えば渋い喫茶店なんかに行くと、バックに
流れていて落ち着くな~って感覚だったり、
ソニー・クラーク、マイルス・デイヴィス….
そのあたりのCDは何枚か持ってた….くらいです。

 

古レコード屋にいくとジャケットが
アーティスティックでカッコいいんで、面出しで
飾られてますよね。こう2色刷りでインパクトがあって、
ミュージシャンの陰影の強い写真みたいな♪
その世界感はとっても好きでした。

 

そのくらいの少ない知識で読み始めたんです。
このマンガ作者は石塚真一さんという『岳ーみんなの山』で
すでに頂を制覇なさってる方ですね(笑)

 

サイトを見ると、あ〜〜ほぼ同世代だwなんだか嬉しい♪

 

学生時代はブラバン部、バンド活動をなさってたようです。
どうりで….実体験がないと描けないですよ。
この臨場感と説得力は。納得です!!

 

それまで音楽マンガって読んだことなかったんですが……

 

絵のタッチ自体はすげ==上手い。っていうより、
親近感が湧くようなタッチ。でも迫力がある。魂がこもってる!
ペン入れのスピード感が伝わって来る感じ。
我々中年世代にはけっこう受け入れられるんじゃないでしょうか。
その絵柄も手伝ってか、なんだろう。
感情移入できちゃうんですよね。

 

それは音楽というテーマを通して人間の普遍的なモノ
描いてるから、共感できるんでしょうね。

 

ヒットしてるマンガに共通してる部分ではないでしょうか。
扱ってる分野は違っても。
「共感」大事だと思います♪

 

読んでるうちに自分の体験ともリンクする部分も
あって涙が溢れてきてました。
マンガを読んでウルウルと….涙…

 

いやあ、最近多いんですよね~~。

 

私自身、人生半分は越えたんで、いろんな良いこと、悪いことと
思えることを少なからず人並みに経験して、結婚して、子供もできて
親としての立場もあり…….

 

そういうもの⦅体験⦆が蓄積されてるんで、
自分の感情の琴線にふれるものがあると、すぐ涙が頬をつたわるんです。

自分はこのマンガの主人公、大のようなまっすぐな性格でもないし、
押しも強く無いんですが…..そうだなあ、悩み、葛藤、
辛くても前に出なきゃいけない事。そしてちょっとした幸せとか….
リンクするんですかね〜〜。

 

そう、このブルジャン、
驚いたのが、9巻の第67話、24ページ分。
セリフなし、擬音もなしでの圧巻のライブシーン。
絵とコマ割りだけで魅せてます。
(6巻の42話も同様でセリフなし)

コレ、スゲ====なって思うんですw

 

音楽マンガって事もあるんでしょーーが、
画力を超えたプラスα。作者の熱感がビンビン伝わってきます!
これだけでご飯3杯いける(笑

 

私、昔は絵自体の好みでマンガ読みを決めてたんですが(まあそれもアリですね♪)
近年はそういうものを超えたストーリーであり、画力を超えた存在感。
話を通してのメッセージ性。なんかに注目してしまうんです。
作品を通して、作者が伝えたい事ってストーリーの向こう側に
必ずあるはずなんですよね。

ちょっとは大人になってきたんでしょうか(笑

 

コミックの表紙デザインもJAZZのレコジャケを意識してる感じですね!
1巻ごとにタイトルフォントも変えて、イカしてます!
あんまり見た事ないですね。こういう試みは。

 

私が好きなのは、6、8、9巻のものかな〜〜。
多少デザインもかじっているんで色目とかフォントの
バランスも思わず見入ってしまいます♪

 

あなたも、もしまだのようでしたら是非お読みださいませ。
損はさせませんヨ(笑)


↾↾↾これはマンガを切り口にしたCDですね!ナイス企画!

 

追記:ついにやっと(今更ですがw)動画配信サービスに加入!その便利さに感動してマス!最近、しっかりとリサーチしてから…という良いクセwがついてきました。前から気になってた電子書籍も!紙媒体と電子をうまく使い分けるつもりデスw
 

ではでは、今日はこの辺で。